子宮内膜とは、簡単に言うと赤ちゃんのベッドの様な働きをし、ホルモンの働きによって排卵が起こる前まで増殖していきます。それにより子宮内膜は肥厚し、通常は月経が起こる事で内膜が剥がれているのです。
何らかの異常によって内膜の掃除が正常に行われず、子宮内膜が非常に厚くなってしまうと言う症状が子宮内膜増殖症なのです。
似た名称での「子宮内膜症」とは異なる病気となっています。
加齢に伴って発生率は高くなり、子宮ガンの原因になりえる危険性も持ちます。
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卵胞・女性ホルモンと呼ばれるステロイドの一種。卵巣や胎盤で生成されて加齢に伴い分泌量が減少し、それに伴って生理異常や代謝異常など人体に様々な影響が現れます。エストロゲンを補給する事で、これらを改善・予防する事が可能になります。ただし、副作用も少なくは無いので安易に服用するのは逆に健康を阻害する恐れがあります。
内膜が厚くなる事で受精卵が着床しにくくなってしまいます。着床障害によってどの様な影響が出るかと言いますと、妊娠し辛くなってしまい不妊の原因へと繋がります。また、妊娠しても流産や早産しやすくなってしまう危険性もあるのです。
大きく分類して、子宮内膜増殖症には異型のある場合と無い場合が存在します。異型のあるパターンの方が危険であり、30%もの人が子宮ガンになると考えられています(無いパターンでは3%程度)その為、『全ガン病変』とも呼ばれ注意が必要となってきます。
症状の度合いによって、次の治療法が用いられます。
黄体ホルモンやピルを用い、子宮内膜が剥がれる様に促します。ただし、これらが有効なのは軽度のうちであり、異型が発見された場合は手術を用いる事が多くなっています。
異型の無い場合は、子宮内膜を器具で削ぎ剥がす方法を取ります。逆に異型があった場合、子宮内膜だけでは無く子宮そのものを摘出する手段を用います。若年者でかつ出産希望であれば、症状の度合いによりますが内膜を剥がして経過を見ます。状態が思わしく無い場合は、子宮摘出に移行する必要も出てきます。
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