エクステリア

エクステリア

インテリアは住宅の内側(部屋)とするのに対し、エクステリア(exterior)とは家の外側、外構といわれる空間のことをいいます。ガーデニングがブームとなり庭を手入れする家庭が増加しました。それに伴い家の外側をコーディネートするというエクステリアに興味を持つ家庭も多くなっています。最近では東洋エクステリアさんや新日軽さんなどのようにエクステリアに力を置いた施工会社も増加しています。

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エクステリアの概要

従来の日本家屋は柱や梁を主体に構成されていましたが、住宅の欧米化に伴い都市の中でのプライバシー対策、安全対策、さらに快適性という点からもインテリアとエクステリアの区別が明確になってきています。

開口部は大きいガラスで仕切り、植栽やウィンドゥトリートメントで視線を遮る、または隣家との境界に塀を築き、重量感ある門柱と門扉を置き境界を明確にすることで、屋内のインテリアと屋外・近隣とをエクステリアで区切ろうとする傾向にあります。また、一方でエクステリアは、街並みや自然環境との調和を求められる場面で社会的役割を担う場合もあります。

このようにエクステリアはさまざまなシーンで使用されるという多面性を持っており、そこに置かれるエクステリアの装置についていろいろな機能を求められます。エクステリアの装置とは本来そこに住む人々にとって美しく機能的、かつ快適な空間を作るものでなくてはいけません。

環境とエクステリアについて

雨や雪、台風などの自然災害に大きく影響をうけるエクステリアは強度及び順応した機能を有することが求められます。また、エクステリアを設置する際には建築基準法に沿った内容で行う必要があります。

さらに法に遵守したからといって住みよい住環境を得られるわけではありません。住宅の敷地は街路や隣地に接しています。街並みや自然環境と住宅の中間位置にあるエクステリアは地域住民や社会人として、より快適な環境を作り上がるという視点が大切になります。

また隣人関係について、自分で設置したエクステリアにより迷惑をかけるようであっては後々の隣人の人間関係にまで悪影響を及ぼす結果となります。

エクステリアコーディネートの役割について

外出から帰ってきた家族を温かく迎え入れる門や玄関まわりは、来訪者にとっても住宅への第一歩となります。街路から敷地を通り、室内へと導くエクステリア(門、玄関)は、街路や建物とも調和し、インテリアを予感させる装置なりうります。しかし一方で不審者を排除するための役割を担うエクステリアであるため、プライバシーの境界を示す防犯の役割も持っています。玄関まわりを代表するエクステリアには、門、塀、カーポート、ポスト、インターホン、表札など数多くあり、これらがお互いに調和していることが大変重要となります。

さらにインテリアの延長としてのエクステリアには、バルコニーやテラス、庭などがあります。窓などの開口部を通して、バルコニーや庭に美しく施された植栽やガーデンファニチュアといったガーデニングが見えると、インテリア空間にそれらを見るという楽しみと広がりを与えます。そして、バルコニーやテラスには半屋外空間として、または室内の延長としての役割を持たせることも出来ます。

エクステリアエレメントについて

エクステリアの基本といわれるアプローチ部分で使用するそれぞれのエレメントについて紹介しましょう。

エクステリアエレメント ―― 門

歴史的に門の基本的な役割入り口を外敵や侵入者から守る役目でありました。現在において門の構造や大きさから実際に侵入者を防ぐ役目はなかなか難しく、どちらかという精神的な抑制と個人所有地との境界の記号としての役割となっています。エクステリアとしての様式として門柱と門扉をあわせて門としていますが、門柱には石や木、ブロック、レンガなどが使用されています。また、塀と一体にデザインされた金属フェンスの商品も多いです。

エクステリアエレメント ―― 門扉

エクステリアの顔の部分となる門扉は内開きが多く、したがって敷地内側に寸歩の余裕をとる必要があります。寸法は大体で幅660〜1500mm、高さ900〜1200mmでありますが、幅1000mmを超えると重くなるので覚えておきましょう。この場合開閉をスムーズに行う事の出来るキャスターがついているタイプもあります。

エクステリアエレメント ―― 垣根・塀

垣根や塀は境界を示すエクステリアエレメントですが、庭との調和を図る目的が強い傾向にあります。素材に使われるものは殆どが自然素材であり、木や竹、石、土、焼き物、生け垣などさまざまあります。これらの素材を自分の家の庭にあわせてしつらえます。

エクステリアエレメント ―― フェンス

フェンスは敷地外に対して境界を知らせるためのエクステリアエレメントです。主な目的は防犯でありプライバシーの保護、通風などの目的により、高さや強度、素材、デザインなどを選択することとなります。

エクステリアエレメント ―― ポスト

小さなエクステリアエレメントですが、ポストのデザインにより住民のセンスが問われることとなります。構造的な種類としては、外壁やフェンスに口金だけ取り付けるタイプ、同じく収納箱全体を取り付けるタイプ、他に建物から独立して収納箱を自立させるタイプに分けられます。

エクステリアエレメント ―― インターホン

インターホンは防犯上の理由からカメラ付きのタイプが主流となっています。

エクステリアエレメント ―― 表札

一般的に表札は、門柱や外壁に埋め込むなどの施工を必要とします。材質としては石、木、プラスチックが代表的であり、そこに墨などで書き込むか文字シールではるか、もしくは彫り込みを入れるなどによります。

エクステリアエレメント ―― カーポート

自動車と住居の関係は住宅の個性やセンスを決める大きな要因の1つとなっています。敷地内に自動車が駐車されているといないとでは景観は大きく変わってきます。よいエクステリアを造るための要点では建物とのバランス、街並みや自然環境との調和という点からも自動車の納まりは真剣に考えなければいけません。

カーポートはエクステリアのコーディネートという視点からは、建物と一体的なガレージの検討や、舗装材に配慮することが望ましいと言えます。自動車の置き方の分類に「道路に沿っておく」「塀やフェンスで囲んだ一部にガレージを設置する」「建物と一体となったガレージ式の置き方」の3種類があります。それぞれに適したカーポート商品を選択するようにしましょう。

エクステリアの外構工事について

エクステリアの外構工事は通常その用地が建築本体工事の足場や搬入路、資材置き場などに使用されることがあるため、工期の最後に行われることが多いです。外構工事は屋外の工事であるため天候に左右される場合が多くなります。土間コンクリートには十分な養生期間と余裕ある工期を確保する必要があります。とくにカーポートのような重量ある土間は十分な養生期間だけでなく、メッシュ筋などを入れて強度の向上とクラック防止を図る必要があります。

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